新年のご挨拶
新年のご挨拶
新年のご挨拶

 新年おめでとうございます。昨年、ならコープは「第11次中期計画」の初年度でしたが、県下各地で安心してくらせる地域づくりの活動と事業を展開し、着実に成果をあげることができました。これは、ひとえに奈良県をはじめとした行政・自治体の皆様、共栄会を中心にしたお取引先会社・組織の皆様のご指導・ご協力の賜物であり、何よりも組合員の皆様が、コープでのお買物と利用結集にご協力いただいた結果です。ありがとうございました。
 
 これからの未来社会においては、人々の協同とたすけあいが大きな意味を持ってくると考えます。古都奈良は日本の国のはじまりといわれ、何事においても発祥の地とされていますが、奈良県の豊かな自然と文化を背景に「共生社会」づくりにおいてもこの国をリードしてきた長い伝統があります。ならコープは1974年の創立以来、この奈良の地で、次世代の子どもたちに優れた自然と豊かな生活文化を引き継ぐことを使命として、安心してくらせる地域づくりをすすめることを活動目標にしてきました。今、地場産業振興と地域活性化をめざす「地域再生」の取り組みが注目を集めていますが、市民生協の役割はますます大きくなっていくものと思います。昨年4月には、奈良県との県民サービス向上と地域活性化推進を目的とした連携と協力に関する包括協定の締結にいたりましたが、これは本当にありがたいことです。県下市町村とも連携できる活動環境が整ってまいりました。奈良市の本部事業棟を5月に竣工、協同福祉会の運営で「あすならハイツ恋の窪」を開設、このあと診療サービスの開始、コープたすけあいの会による家事援助も活動拡大の軌道に乗っています。吉野町での新事業所は10月から「吉野の森と水をまもる運動」および「吉野共生プロジェクト」の取り組みの拠点として本稼動、(株)ハートフルコープよしのが事業を運営し、12名の障がい者の働く場として宅配水製造、野菜の水耕栽培、県南部産農産物の集荷がスタートしました。11月末、大和高田市築山駅前店の「コープなんごう」はほぼ計画どおりで営業開始できています。また、「再エネ協同基金」は9月に創設しました。なお10月には小売電気事業者登録を子会社CWSが済ませましたので、体制整備して今年4月から「ならコープでんき」を供給できることになりました。
 
 市民生協は身近な地域社会において「弱きもの、小さきもの、貧しきもの」が追いやられる状況をよりよく改善すること、子どもの貧困問題に取り組むことも期待されています。平和で住みよい地域づくりをすすめながら、役職員一同、総力を結集し、県内の市民・組合員に“ならコープがあって本当によかった!ならコープのおかげでくらしが楽しく豊かになった!”と評価していただけるよう取り組んでまいります。ならコープグループ全体で、新しいことに勇猛果敢にチャレンジします。
 
 今年は、「第11次中期計画(2016年~2018年)」の2年目です。“安心してくらせる地域づくり”に全力をあげ活動と事業を進化させていきます。組合員の皆様はもとより、関係各位のいっそうのご指導、ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。

2017年1月1日
市民生活協同組合ならコープ 理事長 森宏之