昨年12月、ならコープ産直商品「五條の白菜」の生産者が、収穫準備の作業中に大けがをされました。現在順調に回復されていますが、作業は当面不可との状況で、手間を惜しまず育てた白菜の収穫を目前に、出荷ができない状況となりました。生産者から連絡を受けたならコープ職員は、作業支援を提案し、職員による収穫作業のお手伝いを1月6日(土)からスタートしています。作業応援は生産者ご家族が収穫し、コンテナに分けた白菜をトラックに積み込み、ならコープ物流センターに運ぶというもので、19日(金)まで7回、のべ27人が参加しました。

ならコープにおける産直商品とは、「産地直送」ではなく、「産地直結」を指しています。単なる商品取引先としての関係だけではなく、組合員や職員、生産者とともに商品の供給を通じて、お互いのよりよいくらしをめざす産消提携運動です。ならコープではこれからも、生産者、消費者おたがいの「くらしの困りごと」に対し、「たすけあい、ささえあい、わかちあい」の精神に基づき、今後も安心・安全な商品をお届けしてまいります。

 

産直商品「五條の白菜」収穫応援をしています
産直商品「五條の白菜」収穫応援をしています

~応援職員、生産者ご家族から~
応援職員からは、「農作業の応援途中、白菜のおいしい食べ方や、特性なども教えていただきながら楽しく作業させていただきました」といった声をはじめ、ご家族からは、「さて明日からならコープの白菜を収穫しようと思っていた矢先のけがで、どうしたらいいのか途方にくれていた。ほんとうにありがたいし、助かっている」とのお声をいただきました。