ならコープでは、戦争や被爆の経験から平和の大切さを学ぶ場として、毎年「平和記念式典」にあわせて、被爆地ヒロシマを訪問しています。
今年も8月5日(金)~6日(土)に、「ならコープ ヒロシマの旅2016」を実施 、15人が参加しました。

1日目は、ならコープが毎年、被爆者救援募金を送金している「広島原爆養護ホーム舟入むつみ園」を訪問し、被爆された方お二人から被爆当時の体験を直接お聞きしました。
平和記念公園では、原爆資料館を各自で見学し、生協ひろしまのボランティア坂氏によるガイドで平和記念公園内の碑めぐりをおこないました。原爆の子の像には各エリアなどから託された千羽鶴をささげました。
夕食交流会では、原爆被害者相談員の三宅氏、河宮氏、西岡氏の三人にご参加いただき、被爆者救援募金の目録を贈呈しました。

2日目は、平和記念式典に参列し、世界の恒久平和を祈念 しました。
平和記念式典終了後は、自由行動とし、参加者は各々にヒロシマを実感し、「ヒロシマの旅」の意義を深めました。

 

「ならコープ ヒロシマの旅2016」に行ってきました
「ならコープ ヒロシマの旅2016」に行ってきました
「ならコープ ヒロシマの旅2016」に行ってきました
「ならコープ ヒロシマの旅2016」に行ってきました

参加者の声から
・父親などの話から当時のことをある程度わかっていたつもりですが、むつみ園の沖鈴江さんのお話から聞くに耐えられないような悲惨な情景に気持ち重く、二度とこのようなことが起きない世の中になってほしいと思いました。
・今年もとても暑い二日間でした。昨年に引き続きの参加ですが、少し感じ方も違いました。市長の平和宣言にあった「絶対悪」という言葉に強く心がゆさぶられた気がし、平和を改めて願いました。「ヒロシマの想い」を未来の子どもたちに伝えることが、私たち親の世代の役目だと感じました。
・記念式典の子ども代表の“平和への誓い”、「私たちは待っているだけではいけない…、平和な世界は私たちが創るのです。…私たちが語り伝えていきます」まさにその通りだと思う。私たちもできることをしよう。私たちの気持ち(募金)も役に立っていることがわかった。これからも続けよう。