ならコープサークル「桜(鎮魂)の会」が毎年開く「桜あかりの集い」は、阪神・淡路大震災後10年目に植樹した「鎮魂の桜」のもと、毎年神戸の「1.17希望の灯り」から分灯した灯りをともし、阪神・淡路大震災と東日本大震災で亡くなられた方々の冥福を祈るとともに、未来の防災活動へつなげる機会としておこなわれています。「鎮魂の桜」は、阪神・淡路大震災で亡くなられた尊い命の鎮魂のため、亡くなられた方と同数の6434本の桜を全国に植樹するレクイエムロード作りに賛同し、協同福祉会あすなら苑中庭に植樹されました。

桜あかりの集いは、今年も1月13日(土)、ならコープサークル「桜(鎮魂)の会」主催、あすなら苑・ならコープサークル「べるちゃんボランティア」の共催で、二つの震災の復興を願い、あすなら苑でおこなわれ、約50人が参加しました。桜(鎮魂)の会代表前田氏の挨拶の後、「ぐらぐらぐら~こんなときどうするの?~」といういろいろな場面で地震が起こったときどうするかを考える紙しばいがあり、参加者に日常のくらしの中で備えておくことの大切さを呼び掛けました。また、「東日本被災地のいま」としてならコープ職員神木氏から約6年取り組んできた「東北応援バスの取り組み」について報告があり、東日本のいま、これからできることについて話がありました。その後のティータイムでは、防災グッズや非常食の紹介、ハザードマップ等の説明、ちょこぼの会(東日本支援)の販売、そして「アンサンブル奈良」による鎮魂のコンサートがありました。

 

「第13回 桜あかりの集い 2018」が開催されました
「第13回 桜あかりの集い 2018」が開催されました
「第13回 桜あかりの集い 2018」が開催されました
「第13回 桜あかりの集い 2018」が開催されました
「第13回 桜あかりの集い 2018」が開催されました
「第13回 桜あかりの集い 2018」が開催されました

苑庭での燈火会では、神戸から運ばれた「1.17希望の灯」を分灯し、犠牲者の冥福を祈りました。ランタンを覆うメッセージは約200通が寄せられ、「大震災を忘れず、復興を願う気持ち」をみんなで確認しました。

「第13回 桜あかりの集い 2018」が開催されました
「第13回 桜あかりの集い 2018」が開催されました
「第13回 桜あかりの集い 2018」が開催されました