2月5日(月)、2017年度環境保全活動助成団体交流会をリーベル王寺で開催。19団体31人、主催者をあわせて56人が参加しました。交流会では、ならコープ高良常任理事から「組合員、地域の人々のよりよいくらしのためには環境保全活動はとても大切なこと。環境に関わる課題が多様化する中で、ならコープ内の取り組みだけでなく広く他の団体様との連携が必要」と挨拶がありました。
 
続いて、NPO法人環境市民代表杦本育生氏から「※SDGsと環境活動~今わたしたちにできること 住み続けられるまちづくりを~」をテーマに講演いただきました。「SDGsは世界全体で取り組みがすすむ世界を変えるための1つの目標であり、地域における活動をSDGsの視点で捉え直すことは、地域が抱える経済・社会・環境問題の統合的解決への取り組みにつながる」とし、「環境保全団体それぞれ関心は同じでも特徴が違う。お互いの特徴を生かして連携、協力することが望まれる」と呼びかけられました。
 
その後、各参加助成団体から日頃の活動を資料、展示物なども用いて、生き生きと報告されました。ならコープ田村理事からは、ならコープが取り組んでいる「エシカル(倫理的)消費」について、地域や社会、環境や人々に配慮した毎日のお買物で誰かの笑顔につながるということを、CO・OP対象商品やならコープでんきの紹介を交えて説明がありました。
 
最後にならコープ中野理事長から閉会の挨拶があり、「環境の活動を続けていただいていることをみんなで確かめ合うことはとても大事なこと。パートナーシップ、協同組合はまさしくそういうものを高めていく場だと思う。みなさま一人ひとりの参加でこれからも盛り上げていきたい」と期待を述べられました。

 

2017年度環境保全活動助成団体交流会を開催しました
2017年度環境保全活動助成団体交流会を開催しました
2017年度環境保全活動助成団体交流会を開催しました
2017年度環境保全活動助成団体交流会を開催しました

※SDGs(持続可能な開発目標)
2015年9月、全国連加盟国(193国)は、より良き将来を実現するために今後15年かけて極度の貧困、不平等・不正義をなくし、私たちの地球を守るための計画「アジェンダ2030」を採択しました。この計画が「持続可能な開発目標」です。ミレニアム開発目標で十分手を打てなかった課題に加え、Rio+20で議論された深刻化する環境問題など17の目標と169のターゲットに全世界が取り組むことによって「誰も取り残されない」世界を実現しようという壮大なチャレンジです。

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※締切:3月16日(金)※当日消印有効

【関連ページ】
・環境保全活動助成
・ならコープでんき
・組合員のつどい「エシカル~それは誰かの笑顔につながるお買物」