阪神・淡路大震災から24年となる1月17日を前に、【桜あかりの集い】(ならコープサークル「桜(鎮魂)の会」主催、協同福祉会あすなら苑・ならコープサークル「ベルちゃんボランティア」共催)があすなら苑で開催され、66人が参加しました。桜あかりの集いはあすなら苑の「※鎮魂の桜」のもと、毎年神戸の「1.17希望の灯り」から分灯した灯をともし、震災で亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、未来の防災活動へつなげる機会としておこなわれています。
 
 開会にあたり、桜(鎮魂)の会代表前田美代子氏から「震災は一人ひとりが備えることの大切さを教えてくれた。今回の参加で、考えるだけでなく行動できるよう何かひとつでも持って帰ってもらえるよう願います」と挨拶がありました。また、奈良県防災統括室による講演「みんなで取り組む防災対策」では、日頃の備えや地域での助け合いの大切さについて学びました。

 

1/12(土)「第14回 桜あかりの集い 2019」が開催されました
1/12(土)「第14回 桜あかりの集い 2019」が開催されました

 続いて、防災グッズや非常食の紹介、ベルちゃんボランティア、ちょこボの会NEXTからは被災地支援の報告、ならコープサークル「コアレレの会」による鎮魂のウクレレ演奏がありました。苑庭では参加者全員で黙とうをささげ1.17希望の灯りを分灯し、犠牲者の冥福を祈りました。ランタンを覆うメッセージは201通寄せられ、大震災を忘れず、復興を願う気持ちを確認しました。

1/12(土)「第14回 桜あかりの集い 2019」が開催されました 災害に備える「ローリングストック」提案(中エリア)
1/12(土)「第14回 桜あかりの集い 2019」が開催されました ベルちゃんボランティア
1/12(土)「第14回 桜あかりの集い 2019」が開催されました ちょこボの会NEXT
1/12(土)「第14回 桜あかりの集い 2019」が開催されました コアレレの会
1/12(土)「第14回 桜あかりの集い 2019」が開催されました
1/12(土)「第14回 桜あかりの集い 2019」が開催されました
1/12(土)「第14回 桜あかりの集い 2019」が開催されました

※「鎮魂の桜」とならコープサークル「桜(鎮魂)の会」
阪神・淡路大震災から10年が経った2005年、亡くなられた尊い命の鎮魂のため、震災で亡くなられた方と同数の6,434本の桜を全国に植樹する活動「レクイエムロード」がひろがっていました。この活動に賛同し、あすなら苑の庭に3本の桜を植樹、ならコープサークル「桜(鎮魂)の会」が結成されました。