2月13日(水)、奈良ロイヤルホテルで「ならコープ共栄会産直協議会第13回全体会・産直交流会2019」を開催しました。昨年まで生産者対象の産直協議会に今年は組合員も参加し、「産地の本音、組合員の本音」をテーマに交流。全国から27団体47人の生産者・生産者組織、組合員85人、職員57人が参加しました。“ならコープの産直”は、産直品を通じて組合員と生産者が共に食生活の安心・安全と豊かなくらしの実現を目的とし、交流を大切にして取り組んでいます。

 

「産直交流会2019」報告Ⅰ~「産直協議会・産直交流会2019」を開催しました~ 共栄会 大方会長
「産直交流会2019」報告Ⅰ~「産直協議会・産直交流会2019」を開催しました~

 開会にあたって共栄会大方会長の挨拶の後、ならコープ無店舗商品部から「2018年度産直政策の進捗報告と今後の取り組み」について報告しました。産直産地からは「産地の本音」として、JAならけん治道産直出荷グループ、農事組合法人多古町旬の味産直センター、紀ノ川農業協同組合が報告。持続的に農業生産をしていくための切実な問題、安心安全で安定した生産・経営を続けるには組合員の安定した利用が必要であることが訴えられました。また、中エリア委員から「2018年度中エリアの産直の取り組み」の発表がありました。

「産直交流会2019」報告Ⅰ~「産直協議会・産直交流会2019」を開催しました~ JAならけん治道産直出荷グループ
「産直交流会2019」報告Ⅰ~「産直協議会・産直交流会2019」を開催しました~ 農事組合法人多古町旬の味産直センター
「産直交流会2019」報告Ⅰ~「産直協議会・産直交流会2019」を開催しました~ 紀ノ川農業協同組合

 午後は組合員と生産者が本音を語り合う場となるよう、31の産直提携先から届いた44品目の食材を取り入れたメニューを囲み、組合員・生産者・ならコープ職員が交流を深めました。

「産直交流会2019」報告Ⅰ~「産直協議会・産直交流会2019」を開催しました~ 中エリア委員
「産直交流会2019」報告Ⅰ~「産直協議会・産直交流会2019」を開催しました~ 昼食交流会

産地の本音を聞いて~参加者の感想~
・治道トマトの生産者の話を聞き、年間を通してしっかり計画を立ておいしいトマトを作る努力が伝わりました。旬の時期に1年分の治道トマトを感謝と共にいただきたいと思います。
・高齢化社会が様々な所で深刻化しているのだと感じました。学習会などを企画し、若い方たちに生産者と交流の機会を設けることが大切だと思いました。
・紀ノ川農協のお話で、「購入することは投資」という言葉が印象に残りました。私たちが買うことで、農業を守れるのならもっと積極的に産直を利用します。

「産直交流会2019」報告Ⅱ ~【特集】3生産者が語る「産地の本音」~はこちら