まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」。SDGsでは、2030年までに世界全体で食品ロスの量を半減する目標を立てています。日本では、2019年5月に食品ロス削減推進法が定められました。ならコープでは、今年の組合員のつどいのテーマを「ひとりひとりの“もったいない”~できることからはじめよう~」とし、食品ロスについて学んでいます。

 店舗では10月の1ヵ月間を食品ロス削減に取り組み、10月30日(水)の「食品ロス削減の日」には全店舗で一斉にフードドライブを実施。組合員に家庭で余っている食品の提供を呼びかけました。9店舗121人から寄せられた食品254.2kgは、フードバンク奈良にお渡し、子ども食堂や福祉施設等に提供されます。食品を持ってきた組合員からは「次はいつですか?フードドライブはまだまだ認知されていません。もっと知らせて」と、取り組みを継続する期待の声が寄せられていました。*ならコープwithローソン真美ケ丘店除く

 

10月30日「食品ロス削減の日」に全店一斉フードドライブ実施
10月30日「食品ロス削減の日」に全店一斉フードドライブ実施

 同日、「奈良県食品ロス削減推進フォーラム」が奈良県社会福祉総合センターで開催されました。ならコープからは組織部 土井部長が「SDGsの達成に向けて生協ができること」をテーマに、取り組み事例の発表をおこないました。

10月30日「食品ロス削減の日」に全店一斉フードドライブ実施

組合員のつどい:2019年度 ひとりひとりの“もったいない”~できることから始めよう~