ならコープでは、世界の子どもたちの命と健康と未来を守るために、1984年からユニセフ募金に取り組んでいます。現在は、2015年から2020年まで女性と子どもの栄養支援として、ユニセフミャンマー指定募金に取り組んでいます。ならコープwithユニセフの会(以下withユニセフの会)は、組合員はじめ組合員とつながる人たちへユニセフの活動を伝える、ならコープのボランティアクループです。

 11月9日(土)、コープみみなしで、ユニセフの会が主催する「ユニセフのつどい」を開催しました。今回は、はじめにユニセフの会メンバーの紹介と主な活動内容が紹介されました。

 

ユニセフのつどいを開催しました
ユニセフのつどいを開催しました

 まず、香芝西コープ委員である小西優子さんから、今年2月に参加されたミャンマースタディツアー(日本生協連主催)の報告がありました。ミャンマーの現状や指定募金が使われている様子などを、小西さん自身が撮影された写真を中心に報告されました。「募金のおかげで良い設備や医療器具を購入できても、不具合が起きた時に治したりメンテナンスする技術がミャンマーにはない。ただ与えるだけでなく、扱い方も含めて考えていかなければいけない、と現地の人が話されていました。また、ユニセフとミャンマーの各村と信頼関係があれば、指定募金がうまく利用されているけれど、そうでないところは支援が行き届いていません。ユニセフ指定先募金は、まだまだこれからの取り組みなので、こうした現状を大人・子ども問わずたくさんの人に知ってほしいです」と話されました。小西さんは、ミャンマースタディツアーに参加されて以降、withユニセフの会メンバーとしても活躍されています。

ユニセフのつどいを開催しました
ユニセフのつどいを開催しました

 続いて、ユニセフの支援する国を知るための『国あてワークショップ』が行われました。参加者がチームに分かれて、出された問題に対しテーブル上にカードを並べていくゲームです。国旗や言語、宗教・料理に加えて「5歳未満児死亡率」など、普段の生活では知りえない知識をクイズ形式で楽しみながら学びました。

ユニセフのつどいを開催しました
ユニセフのつどいを開催しました

 withユニセフの会の杉木代表からは、指定募金の取り組み内容についての報告がされました。杉木代表は3年前に同じくミャンマースタディツアーに参加されましたが、今回小西さんの報告を聞き、「3年の間に支援がすすんでいる。2014年まで支援をしていたラオスも、20年支援して大きく変わっています」と話されました。

 続いて、ユニセフが公開する映像を視聴しました。支援先の子どもたちが満足に教育を受けられていないこと、戦争に身を投じなければならない現状などが子どもたち自身の言葉で語られる映像で、参加者の胸に強く響くものでした。

最後は、withユニセフの会から参加者に対し、引き続き募金活動へのご協力をお願いする言葉でしめくくられました。
 


☆ユニセフ募金へご協力ください

※ならコープから日本ユニセフ協会を通じて、一般募金・指定募金に送られます。
注文書の6桁番号記入欄に、
151505(1口100円)
151521(1口1,000円)

の番号と口数をご記入ください。eフレンズからでも募金ができます。