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CO・OP合鴨鍋セット
CO・OP合鴨鍋セット


岩手県下閉伊郡・田野畑村産「岩手がも」のうまみ。
※「岩手がも」は合鴨肉のブランド名です。

この商品に使われている岩手がも。
それは、岩手県下閉伊郡(しもへいぐん)田野畑村で育つ。
岩礁が入り組み、複雑な海岸線を抱く陸中海岸をはるかに望む北国の村。
そこで手塩にかけて陸飼いされ、
リノール酸・リノレン酸をたっぷり含んだ脂肪をまとって出荷される合鴨肉。
鍋にキラキラと輝くそのひとしずくには、
うれしい栄養と心にしみる旨みがつまっている。
一片の肉を口にふくみ、ダシをすすり、味のなじんだ野菜をほおばる。
ひと口、またひと口。そうして、また、食べたくなる味。
今回はその製造工場・岩手県大船渡市 株式会社A・B・Cフーズを訪ねた。

CO・OP合鴨鍋セット
体にうれしい脂のり
牛肉にくらべ、リノール酸・リノレン酸を豊富に含むといわれる合鴨肉。 
コレステロールが気になる世代には、おすすめの食材カモ?
舌ざわりのよさ
合鴨肉の脂は、牛脂よりも低い温度でとけるのがポイント。
人の体温に近い温度でとけるので、舌ざわりもよく、
旨みとコクを味わうことができます。
日本でイチバンの生産量
岩手県・田野畑村との共同事業ですすめる合鴨の生産量は日本一。
清潔なもみがらを敷き詰め、ゆったりとしたスペースで肥育される
合鴨は、健康に育った美味しさにあふれています。


冬野菜を美味しく食べる切り札。

鴨鍋雑感


搬入された合鴨肉
搬入された合鴨肉
ムネ肉・モモ肉をバランスよく二枚合わせにして、棒状に整えた原料肉。処理後スグに凍結、鮮度の良い状態で搬入されてきます。

スライス後の検品
スライス後の検品
棒状に整えた原料肉は、すぐにスライスしてゆきます。その後、作業員が入念に検品を開始します。

トレーに入れる
トレーに入れる
スライス・検品を終えた合鴨肉をトレーに入れてゆく作業です。まだ、お肉は凍ったままになっています。

真空パックで完成
真空パックで完成!!
トレーで仕分けした合鴨肉は、すぐ横にある真空パック工程に移ります。金属探知機などを通れば、出荷をまつばかりです。

にぎやかな団らんの中、ぼうっ、とくもった窓をこぼれる小さな水滴。テーブルの上では、くつくつ、ふつふつ、何やらうまそうな音がする。これからの季節、多くの食卓でほかほかと湯気をたてはじめる鍋料理。近づく冬の気配を実感する人も多いだろう。
今回登場する商品は、「岩手がも」を使った合鴨鍋セット。中身は合鴨肉とスープ入りの袋だけというシンプルな構成。でも、そこに見逃せないうまさが詰まっている。
まず、この合鴨鍋で食べる野菜・・・・定番のねぎは「鴨がねぎを背負って」という言葉どおりの相性。うすめに切った大根は、とろけるような味わい。だしのしみた白菜やごぼう、きのこ類、いずれも肉からあふれ出た脂で、実においしく仕上がる。きらきら浮かぶその成分に、コレステロール値を下げる不飽和脂肪酸がたっぷり、などと聞くとますます食欲がわいてくる。
合鴨肉も、牛や豚、鶏肉にはない滋味を感じる。ただ、悩みどころは鍋での煮込み加減。じっくり煮込むほど、鍋のダシはご機嫌になってくる。でも、美味しく食べるなら、色が変わったくらいでサッと引き上げるのがコツ。合鴨肉は長く加熱すると硬くなってしまう。ええい、ままよ!!と・・・・いやいや、後に控えし「雑炊」のコトを考えれば、そんな勇気は出ないカモ。

レベルの高い肥育

原料に使われる合鴨は、チェリーバレー種というスタンダードな品種。肥育をおこなう岩手県・田野畑村は、品種の原産地と気候が似る好環境。そこで毎日、ふかふかの新しいもみがらを敷きつめ手塩にかけて育つ。その分、肥育現場の苦労や負担は大きいが、抗生物質や合成抗菌剤を一切使用せず「岩手がも」の味を守りとおしている。また、メーカーは国産合鴨約200万羽中、40万羽ほどを育成する国内ナンバーワン企業。30万羽以上の飼育数には、食鳥検査制度が義務づけられているため、内臓検査までが実施されている(おそらく国産合鴨では唯一)。
1坪あたり16羽のスペースで自由に動き回る合鴨は、50日から60日で4キロほどに成長。時折、熊の出現におびやかされる?けれど、レベルの高い肥育ですこやかに出荷を待っている。

商品は「合鴨鍋セット」だが、鴨南蛮のひとくちそば・合鴨の治部煮は、余裕があればぜひお試しを。特に鴨南蛮は、ソバ好きにはたまらない逸品!!

※「岩手がも」は合鴨肉のブランド名です。





岩手合鴨鍋

岩手合鴨鍋

●材料(3〜4人分)

合鴨鍋セットの合鴨肉とつゆ、大根・人参(短冊切りなどの薄切り)・・・・適宜、
しらたき(水洗いし、適当な長さに切る)・・・・1袋、
白菜(ざく切り)・・・・1/4株、ごぼう(ささがき)・・・・1/3本、
長ねぎ(斜め切り)・・・・1本、舞茸(根元を切り落とし、小房に分ける)・・・・1袋、
豆腐(角切り)・・・・1/2丁、
春菊(根元を切り落とし、適当な長さに切る)・・・・1/2袋
※その他、お好みの野菜・具材をご準備ください。

●つくり方

  1. お鍋につゆ1袋(50g)に対し、900ミリリットルの水を加え沸騰させる。
  2. 野菜を入れて煮立てる。ひと煮立ちしたら合鴨肉を入れ、さっと煮立てて出来上がり。

※合鴨肉は煮過ぎると硬くなります。さっと火が通ったくらいが食べ頃。


◆◆◆

合鴨の治部煮

合鴨の治部煮

●材料(3〜4人分)

合鴨鍋セットの合鴨肉、じゃがいも・・・・2個、ほうれん草・・・・1/4株、
銀杏(水煮)・・・・5個、麩・・・・5〜8個、椎茸・・・・4〜5枚、
レンコン・・・・1/4株、片栗粉・わさび・・・・適宜、
調味料(かつおだし・・・・800ml、みりん・・・・80ml、うす口醤油・・・・40ml、
こい口醤油・・・・40ml、砂糖・・・・少々)

●つくり方

  1. じゃがいも・レンコン・ほうれん草は下茹でしておく。
  2. 調味料をつくって温め、具材を入れて煮る。
  3. 合鴨肉に片栗粉をつけ、煮立っている鍋に入れて軽く火を通す。器に盛り付け、お好みでわさびをのせていただく。

※合鴨肉は煮過ぎると硬くなるので、さっと火が通ったくらいが食べ頃。


◆◆◆

合鴨グリル

合鴨グリル

●材料(3人分)

合鴨鍋セットの合鴨肉、塩・こしょう・・・・少々、アスパラガス・・・・6本、
ヤングコーン・・・・3本、パプリカ・・・・小1個、
ソース(にくにく・・・・1片、オーリブオイル・・・・少々、
トマトケチャップ・・・・1/4カップ、トマトピューレ(粗め)・・・・1/2缶、
玉ねぎ・・・・1/2個、バジルなどのハーブ・・・・少々)

●つくり方

  1. にんにくをフライパンに入れ、オーリブオイルを注ぎ、弱火で焦げないように加熱する。玉ねぎをみじん切りにし、フライパンに加えしんなりするまで炒める。次にトマトピューレ・トマトケチャップを加えて煮詰める。ハーブを入れ、とろとろとしてきたらソースが完成。
  2. 付け合わせの野菜をさっとゆでておく。
  3. 合鴨肉に塩・こしょうをふりフライパンでさっと炒める(合鴨肉は炒め過ぎると硬くなるので、さっと火が通ったくらいが食べ頃)。
  4. お皿に肉を盛り付け、付け合せの野菜を添え、ソースをかけて出来上がり。

◆◆◆

鴨南蛮のひとくちそば

鴨南蛮のひとくちそば

●材料(3〜4人分)

合鴨鍋セットの合鴨肉、長ねぎ・・・・1/4本(小口切りと斜め切りの両方を準備)、
お好みのそばつゆ・・・・適量

●つくり方

  1. 合鴨肉数枚の脂身をとり、テフロン加工の鍋(フライパンでも代用可)に入れ、あらかじめ斜め切りにしておいた長ねぎとともに炒める。脂身をとったあとの合鴨肉は捨てずにとっておく。
  2. 長ねぎに焦げ目がついたらそばつゆを加える(フライパンの場合は別に鍋を用意、そばつゆを入れフライパンで炒めた長ねぎを入れておく)。
  3. そばをゆがき、冷水で冷やして盛りつける(写真参照)。
  4. 煮立ったつゆに合鴨肉・脂身をとった後の1の肉も加え、ひと煮立ちさせる(合鴨肉は煮過ぎると硬くなるので、さっと火が通ったくらいが食べ頃)。 
  5. 器につゆ・合鴨肉を注ぎ、小口切りにした長ねぎを添えて出来上がり。

◆◆◆

合鴨すきやき

合鴨すきやき

●材料(3〜4人分)

合鴨鍋セットの合鴨肉、人参・・・・1/3本、三つ葉・・・・1/3束、
しらたき(水洗いし、適当な長さに切る)・・・・1袋、白菜(ざく切り)・・・・1/4株、
長ねぎ(斜め切り)・・・・1本、玉ねぎ(スライス)・・・・1個、
えのき茸(根元を切り落とし、小房に分ける)・・・・1袋、
焼豆腐(角切り)・・・・1/2丁、
春菊(根元を切り落とし、適当な長さに切る)・・・・1/2袋、
調味料(砂糖・・・・180ml、こい口醤油・・・・100g、みりん・・・・180ml)
※その他、お好みの野菜・具材

●つくり方

  1. 鍋をよく熱してから合鴨肉の脂身の多いところを数枚入れ、鍋肌に馴染ませる。
  2. 野菜を入れて焼き、その上から調味料を加える。
  3. 野菜に火が通ってきたら合鴨肉を入れていただく(合鴨肉は煮過ぎると硬くなるので、さっと火が通ったくらいが食べ頃)。

※生たまごは、お好みでどうぞ。

WRITER/村上 実樹 PHOTO/(株)田部井デザイン
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