さんぽみち
ならコープ
事業所地図 サイトマップ
加入のご案内 総合案内 商品情報 ならコープ夕食宅配 コミュニティ 決算概況・社会貢献活動 採用情報 お問い合せ早見表
トップ >>  商品情報 >>  商品こだわり情報 >>  2006年度バックナンバー >>  商品こだわり情報
line

関連項目
ならコープの商品事業の進め方
牛肉生産情報
農産物生産情報
商品Q&A
商品こだわり情報
食べる“なら”大和
コープ化粧品
CO-OPオーストラリアビーフについて

HOME
CO-OP商品図鑑
CO・OP合鴨鍋セット
日土段畑(ひづちだんばた)みかん
愛媛県の西端、八幡浜市に位置する日土(ひづち)町。
耕して天に至る急峻な段畑の数々。その頂に立てば、空の青が海の青へと流れてゆく。
風は潮の香りをそこまで運んでは来ないが、
彼方にさざめく波の輝きが、海の近さを教えている。
宮崎県や高知県よりも温暖だといわれる海辺の町。
まとまった平地がほとんどなく、百有余年の伝統の中で、
柑橘類の栽培に取り組みつづけた人々。
青空にいちばん近い町で、今年も太陽の果実が収穫の時をむかえた。

日土段畑(ひづちだんばた)みかん日土段畑(ひづちだんばた)みかん
ゆたかな土壌で
愛媛県日土町は県下でも有数の柑橘類栽培地。長い歴史の中で、
全国の人々に香り立つみずみずしさを提供してきました。
段畑(だんばた)育ち
宇和海からの照り返しと潮風。
太陽をたっぷりと浴びる排水の良い急傾斜地。
日土の「段畑」は、おいしいみかんのふるさとです。
誠実な栽培
農薬を控え、夏の青草刈りで重労働に取り組む生産者。
彼等の汗が乾く頃、みかんは色づきの季節を迎えます。


まごころあふれる冬の味覚。

みかん山に登ってみる

つづら折りに山頂へとつづく、とても細くて急な道。5分も登れば全身が高度感に包まれる。高所が苦手なせいか、ハンドルを握る手が汗ばむ。切り立った道の端にガードレールはない。もし、対向車が来たら・・・・道幅いっぱいの車(2トントラック)にみかんを山積みして、この道を通る生産者もいる。
歩くようなスピードで、それでも山頂付近にたどりつく。見渡せば「耕して天に至る」光景。見下ろせば鳥が口ばしを開けるように、宇和海にむかってひらける山々の谷間。
石垣をつみ、排水の良い急傾斜地で実る段畑そだちの果実たち。その「味」を育むのは、惜しみなくふりそそぐ太陽。そして、海から吹くやわらかな風。

生産者に話を聞く

日土の段畑にはもうひとつの太陽がある。それは木々の下に敷くタイベックス・マルチングシート。まるで映画のセットさながら、巨大なレフ板(反射板)のように、みかんの実を下から照らしている。ただ、本来の役目は地中の水分調整。みずみずしさが命のみかんだけれど、日照りがつづくと甘くなる。土の表面を覆うシートは、木が余分な水を吸い上げないためにある。
農薬はやむをえない場合を除いて使わない。だから、夏には青草刈りの作業がある。炎天下の傾斜地で、生産者は這うように草刈り機を操る。また、日土町のある八幡浜市は、蒲鉾・じゃこ天など水産加工品の産地でもあり、肥料には加工場から仕入れた魚肥を使う。この、とっておきの肥料を土に仕込む作業もたやすくはない。他の多くの農産物とおなじように、みかんにも「一生懸命がんばります」と額に汗する生産者たちの苦心がある。

見えない「気持ち」

一般に、みかんをはじめとする柑橘類は、大型選果機で出荷することが多い。最近では設備も進歩しているのだが、やはり果実が転がったりぶつかることもある。場合によっては「当たり臭」がでたり、香りを失うものもでる。このため、贈答用商品として出荷するいよかんなどは、手選別での出荷が多い。
ならコープの産直みかんは、べつに「贈答用商品」ではない。けれども、生産者はいつも手選別で私たちに商品を届けている。


海を望む段畑で
海を望む段畑で
宇和海を望む急峻な段畑(だんばた)で、日土のみかんは育ちます。太陽をたっぷり浴びる風通しの良い環境が、柑橘類には欠かせません。


細心の注意で
細心の注意で
みかんはとてもデリケートな果実。乱暴に扱えば、香りを失ってしまいます。日土の生産者は、栽培時からみかんを大切に扱います。
段畑の白いシート
段畑の白いシート
みかんの木の下には、タイベックス・マルチと呼ぶ白いシートを敷き詰めています。グン、と美味しいみかんが実るヒミツ兵器?です。
収穫の風景
収穫の風景
生産者の方々に、収穫の模様を再現していただきました。この時は、まだみかんが出荷できない青さだったので、みんな、ちょっぴり恥ずかしそうでした。

 





日土こがねもち

日土こがねもち

●材料(10個分)

みかん・・・・中10粒、砂糖・・・・40g、白玉粉・・・・200g、
水・・・・250cc、白あん・・・・200g、片栗粉・・・・適量

●つくり方

  1. 10粒のみかんの袋をとり、砂糖を適量ふりかけておく。そして白あんで包む。
  2. 白玉粉と砂糖・水を耐熱容器に入れ、ラップをして2分間レンジで加熱する。一度取り出してスプーンでかきまぜ、また2分間加熱する。
  3. (2)が半透明になっていれば、ぬらしたスプーンで1/10をとり、片栗粉を敷いた皿の上で平たくのばす。白あんで包んだみかんあんをくるんでカタチを整え、粉をまぶして完成。

◆◆◆

段畑みかんの生春巻き

段畑みかんの生春巻き

●材料(2人分)

みかん・・・・2個、白ネギ・・・・1/4本、人参・・・・1/4本、グリンリーフ・・・・2枚、
かいわれ菜・・・・1/2パック、ライスペーパー・・・・2枚、味付け焼き豚・・・・2枚、
くずきり・・・・20g、市販の生春巻き用タレ・・・・大さじ2、ミニトマト・・・・適量

●つくり方

  1. グリンリーフ・白ネギ・人参・味付け焼き豚をそれぞれ千切りに。くずきりは茹でて水切り後、適当な長さに切る。みかんは皮をむき縦半分に切ってから横に4等分する。
  2. ライスペーパーに具材を入れて最後まで巻き、3等分に切って器に盛る。ミニトマトを添える。
  3. 市販の生春巻き用タレ(ライスペーパーのタレ)をつけていただく。

◆◆◆

段畑手巻ずし&お漬物

段畑手巻ずし&お漬物

●材料(3〜4人分)

■段畑手巻ずし

米・・・・3合、焼き海苔・・・・5枚、みかん(小玉)・・・・5個、
かにかま・・・・2パック、卵・・・・2個、レタス・・・・1/2個、きゅうり・・・・1本、
桜でんぶ・・・・適量、マヨネーズ・・・・適量、昆布・・・・5×10cmを2〜3枚、
酒・・・・少々、 砂糖・・・・適量、市販の寿司酢・・・・60ccを基準に適量

■お漬物

みかんの果汁・・・・5〜6個分、みかんの皮・・・・1個分、
キャベツ・・・・1/4個、人参・・・・1/2本、きゅうり・・・・1本、塩・・・・小さじ2


●つくり方

 

■段畑手巻ずし

  1. 米は昆布・酒を加えて炊いておく。
  2. 卵を溶き、砂糖を少し加えて焼く。みかんは袋をとってマヨネーズで和える。レタス・きゅうりを好みの大きさに切り、かにかまは裂いておく。
  3. 炊けたごはんに寿司酢を加えて酢飯をつくり、さます。
  4. 海苔にご飯を敷いて具材をならべ、桜でんぶを適量のせ、巻きあげて完成。

■お漬物

  1. みかんの皮はよく洗い、果汁はしぼっておく。
  2. キャベツはざく切り、人参は薄く短冊に、きゅうりは薄切り、みかんの皮は千切りにする。
  3. 密閉容器またはファスナー付きのビニール袋に切った材料を入れ、塩を加えてよくなじませる。次に果汁を加えて軽くもみ、冷蔵庫で一晩寝かせて出来上がり。  

◆◆◆

鶏のうま煮日土風

鶏のうま煮日土風

●材料(4人分)

みかん・・・・2個、鶏モモ肉・・・・400g、玉ネギ・・・・200g、
パプリカ・・・・適量、ブロッコリー・・・・1/2個、白ネギ・・・・適量、
調味液(みかんの果汁・・・・150cc、水・・・・50cc、醤油・・・・大さじ2、砂糖・・・・大さじ1)、
小麦粉・・・・大さじ1/2、油・・・・大さじ1、塩・・・・適量、コショウ・・・・適量

●つくり方

  1. 鶏肉に軽く塩・コショウして小麦粉を軽くまぶす。フライパンに油を熱し、鶏肉に焦げ目をつける。
  2. 玉ネギ・パプリカを切ってフライパンで炒める。
  3. 鍋に調味液と(2)を入れ、煮立ったら焼けた鶏肉を加えて汁気が無くなるまで煮る。
  4. 仕上げに皮袋をとったみかん・白ネギを入れ、全体をさっと混ぜて盛りつける。
  5. 茹でたブロッコリーを添えて完成。

◆◆◆
WRITER/村上 実樹 PHOTO/(株)田部井デザイン
line
Copyright (C) NARA COOP All Right Reserved.
line