組合員のくらしへの貢献度を高める

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組合員のくらしへの貢献度を高めます

利用点数、利用人数の増加をめざし、より利用しやすい商品・サービスの開発や事業を推進しました。

店舗の改装

「毎日のおかずが安心して買える」ことに加え、「子育て応援」のコンセプトを掲げ、より充実した地域の拠点となるよう、7月にコープ朱雀、10月にディアーズコープいこまの改装を実施しました。乳幼児向けブランドである「CO・OPきらきらステップ」のアイテム数を増やすなど、売り場を拡大しました。
ディアーズコープいこまでは、組合員の声も取り入れながら、ディアーズコープいこま広場「いこっぴ」を開設しました。1階キッズスペースのレイアウトや仕様について協議を重ね、集えてくつろげる休憩コーナー、組合員同士の教えあい・学びあいができるオープンキッチンを設置し、さまざまな取り組みの場としています。

いこまキッズスペース1
いこまキッズスペース2

「配達心得帳」の見直し

"キャッチ・ザ・スマイル"発生件数:前年比より約3割減(前年比75.4%)

"キャッチ・ザ・スマイル"とは、コールセンターにお申し出いただいた「配達時間」「OCR注文書未回収」「置き方・置き場所」などをはじめとする5大トラブルとされることを称します。
「組合員と地域の方々にとって、心地よい配達で喜んでいただく」ために、組合員対応上の指標、心得をまとめた冊子「配達心得帳」の見直しをすすめ改定しました。

インターネット注文・アプリの推進

インターネット注文「eフレンズ」週平均利用者:16,878人(前年比107.4%)
累計登録者:63,313 人
スマートフォンアプリ「ニコリエ」週当たりの利用人数:7,743人

OCR注文書や電話での注文だけでなく、インターネットやスマホを活用した利用を増やす取り組みをすすめ、利用者数を伸長させることができました。今後も簡単・便利な利用方法としてさらにお知らせしていきます。

ニコリエロゴ
eフレンズロゴ

安全運転の取り組み

配達における事故・違反件数:前年比70.5%

無店舗事業においては、労働安全のためにトレーナーを全支所に配置したことで、新人職員の定着と事故・違反件数の削減に成功しました。

宅配事業本部の配置

2019年度から新たに「コープあったか便事業(お買上配達・買い物代行)」、夕食宅配事業および新規事業(ECサイト)を担当する宅配事業本部を配置し、宅配推進部を配置しました。
商品やサービスをウェブサイトで利用できるECサイトについて、調査、研究をすすめました。

・コープあったか便事業
コープあったか便配達件数:119,749件(年間)

あったか便移動店舗停留所:203ヵ所(前年比+27ヵ所)

コープあったか便移動店舗は、2019年11月に5号車を導入。香芝市、三郷町、平群町、安堵町との買い物支援協定により、停留所が増えて203ヵ所となりました。

※1店舗あたり平均

※1店舗あたり平均

・夕食宅配事業

夕食宅配1日あたりのお届け食数:4,016食

夕食宅配事業では、週4日お届けと吉野町でのエリア拡大が実現しました。試食会を自治会の高齢者の集いなどで開催しています。週4日お届け利用者が徐々に増え、利用の広がりは微増となりました。年末年始用の商品の特別案内(23品目)を初めて実施し、77人(260点)の利用がありました。見守り件数(手付かず弁当発生件数)は、110件(前年151件)発生しており、残念ながら亡くなられていたという事案も発生しています。

コープあったか便移動店舗
移動店舗車5号車
夕食宅配マップ

新しい組合員組織運営

2019年4月から、「できる時に、できる人が、できることで」参加できる新しい組合員活動を開始しました。

・エリア活動は、エリア運営協議会を中心にエリア方針の具体化について協議し、事業と活動を通じてさまざまな取り組みをすすめました。エリア委員会はエリアの方針に沿った活動をすすめ、コープ委員会では商品を中心に学び、広げる活動を展開しました。2019度は、店舗を拠点とした組合員活動のあり方についてプロジェクトを立ち上げ協議をすすめました。

・全体活動は、持続可能な社会の実現、安心してくらせる地域づくりへの参画を組合員とともにすすめるために、組合員と関係部門の部長による商品政策検討会議に加え、福祉・子育て政策協議会、環境・エネルギー政策協議会、くらしの安心・安全政策協議会を設置し、組合員理事、活動推進委員、関係部門の部長が加わり政策協議を開始し、さまざまな取り組みの具体化を図りました。

・気軽に参加できる仕組みとして、新たに始まった活動サポーターの登録は30人となり、多様な関心ごとに基づいて活動に参画しています。

コープ委員会による小川珈琲学習会

総代会運営の見直し

「組合員のための生協」の考え方のもと、組合員主体の協同組合ガバナンスを一層強固なものにするために、地域別総代会議、エリア別総代会議、通常総代会のそれぞれの役割を明確にして、参加しやすい開催場所や運営方法について見直しました。仕事や家庭の事情、高齢化など総代のくらしの変化が急速にすすむなか、多くの意見をいただきました。主な意見はQ&Aとして総代に回答し、方針や取り組みに反映することができました。

組合員の学びの場

商品政策検討会議と3つの政策協議会(環境・エネルギー、福祉・子育て、くらしの安心・安全)が主催する「あすなら塾公開講座」を開催しました。食品に関する安全情報については、講師に科学ジャーナリストの松永和紀氏をむかえ、「商品編~食の安心・安全~食品表示を学ぼう~」を開催。環境・エネルギー分野では、マイクロプラスチックの問題について大阪商業大学准教授 原田禎夫氏を講師に招き、「未来のために知っておきたい海とプラスチックの話」の講演を開催し、プラスチックごみ問題について、くらしを見直す機会となりました。福祉・子育て分野では、「フードバンクって何?」を開催し、フードバンク奈良の活動紹介と倉庫兼事務所の見学を行い、フードバンク奈良の活動を多くの方に知っていただく機会となりました。くらしの安心・安全分野では、防災編を開催し、講師にこくみん共済coop(全労済)を招きました。

コープたすけあいの会発足30周年

2019年の活動時間: 4,964.4時間

「困ったときはお互いさま」でくらしを支えあう活動として始まった「コープたすけあいの会」は30周年を迎えました。記念誌の発行、記念総会、交流会等についてならコープより支援しました。6月開催の記念総会では「おてらおやつクラブ」の松島靖朗住職(田原本町安養寺)による基調講演をおこないました。また、会の活動を知らせる機会として、「車いす講習会」「絵本の読み聞かせ講習会」などが開催されました。

30周年ロゴ
記念総会

子どもの未来アクションの取り組み

「子どもの未来アクション」とは、子どもの貧困をはじめとする子どもの問題を身近な地域の問題として捉え、学び考えることから共感の輪を広げていく、全国の生協と取り組む運動です。ならコープでは推進チームを募り、日本生協連の学習ツールやユニセフ子どもの権利条約ガイドブック等を用いて、子どもの貧困問題の現状や相対的貧困の学習をおこないました。12月には奈良県福祉医療部こども・女性局こども家庭課家庭福祉係長梅野正和氏を招き「経済的困難及び社会生活上の困難を抱える子どもを支援する奈良県計画」について学習しました。「食品ロス削減の日」にあわせた10月30日の全店舗フードドライブでは、チームで作成した「あなたのまわりの子ども達、笑っていますか?」チラシを活用して、子どもの貧困問題を多くの方に知らせる機会としました。

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みみなしFD未来アクション
子どもの未来アクションロゴ
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