職場環境づくり
ジェンダー平等と職場環境づくり
配達業務支援システムの導入
6月に「配達業務支援システム」を導入し、商品の置場所や呼鈴の押し方など組合員との約束ごと不履行の削減に取り組みました。「置き方・置き場所」に対する苦情は前年比△9.5%、「注文書未回収」に対する連絡は前年比△15.5%となりました。引き続き、組合員ひとり一人へのサービス向上、配達品質の向上をめざします。
熱中症対策の実施
職員が猛暑の中でも健康に配達できるよう、熱中症対策として空調服、吸汗速乾インナー、アイスベストを新たに導入しました。
コンプライアンス研修の実施
2020年度にパワーハラスメント事案が発生したことを受け、管理職を中心にコンプライアンス研修を3回実施しました。しかし、ヘルプライン相談窓口への問い合わせは24件(前年11件)と増加し、新たなハラスメント事案も発生しました。夏季全体会議では、ハラスメント撲滅をテーマとした学習会を本部・全事業所で実施しました。秋には全職員対象に「ハラスメントアンケート」を初めて実施しました(回答率60%)。アンケート結果から、「上司の役割」と「信頼でき気軽に相談できる窓口」の重要性が明らかになりました。
第七期男女共同参画中期計画(2022年~2024年)を策定
男女共同参画を、経営戦略の柱の一つとして位置づけ、男女・家庭環境問わず幅広く活躍ができる組織を目指しています。これまでの取り組みと課題を確認し、第七期男女共同参画中期計画(2022年~2024年)を策定しました。
総労働時間を削減
店舗の自動発注(食品部門)システム、セミセルフレジの導入やアウトパックの強化などにより、総労働時間は、前年から月平均4,000時間と大幅な削減ができました。店舗の生産性向上の課題「無駄・無理」に基づいて、作業シフト見直しや仕事の種類削減などをおこない、効率的に仕事ができる素地を整備しました。今後は、デジタル技術の活用によって働き方の改革をすすめていきます。