4月27日からニューヨーク国連本部で開催されるNPT(核不拡散条約)再検討会議は核兵器のない世界の実現に大きなカギを握る重要な国際会議です。ここに日本の被爆者が被爆の実相と核兵器廃絶の声を届けます。

 

被爆者の方々の活動をサポートして会議を成功させるため全国の生協とともに、奈良県の生協からも二人の代表を派遣します。 4月10日(金)、代表を送り出すため「ピースアクションをすすめる会」が、奈良教育大学の生協食堂で壮行会を開催し50人が集まりました。

 

今回派遣されるのは、ならコープから組合員代表として小比賀博美さん、奈良県生協連から奈良教育大学4回生の村上泰三さんです。 奈良県生協連の瀧川会長や参加された方から二人へ激励の言葉が贈られ、代表の小比賀さん、村上さんはそれぞれに、核兵器や平和への思いについて語るとともに、現地での活動と帰国後の語り部としての役割などにについて力強く決意を表明しました。

 

ならコープ小田専務理事、奈良教育大学のみなさん、2010年代表の堀江陽子さんらから、応援のことばやショートDVDメッセージ、現地活動に使うTシャツや折鶴、横断幕などのプレゼントが贈られ、参加者一同は奈良からの平和の思いを小比賀さんと村上さんに託しました。

 

代表の二人は4月24日、日本を出発し、ニューヨークでは再検討会議の傍聴のほか、核兵器廃絶のためのNGO共同行動、集会、パレードなどに参加したり、学校での被爆者の証言活動をサポートします。

 

帰国後は「ピースアクションをすすめる会」主催の報告会〔7月4日(土)午後(奈良商工会議所4階中ホール)〕を予定しています。