ならコープでは大規模災害に備え、発生時の職員の安全確保と生活再建支援、被災県民・組合員の救援および生活再建の支援、事業の早期再開を図るために事業継続計画の強化をすすめています。
 
大規模災害発生時の停電対策として、2015年度から3年間で、全事業所に蓄電池の設置と給電機能を備えた電気自動車50台を配車することになりました。
蓄電池は発災から2日間の非常用電源として対応し、電気自動車は3日目以降の事業所の電源対策と県内避難所の給電支援にあたることができます。また、CO2排出量がゼロの電気自動車は温暖化防止対策にも貢献します。

 

災害時に備え、蓄電池と電気自動車を配置
災害時に備え、蓄電池と電気自動車を配置

2015年度は15台の電気自動車を配車し、2016年4月中旬に18台の蓄電池(5kWh)をならコープの対策本部候補事業所および避難所指定(協力)事業所となる本部・店舗・支所に設置しました。
 
蓄電池本体には、キャスターが付属しているため移動が可能です。設置事業所の停電が復旧した後は、停電の長時間化が予想される地域に持ち込み、電気自動車と並行して電気供給支援に活用します。