11月5日(火)、三郷町役場において、三郷町とならコープは「住民の買い物支援事業に関する協定」を締結しました。今回の協定は、地理的条件や加齢、その他の要因により買い物が困難となっている住民の生活機能を維持するため、両者での協力体制を構築し、市民の買い物を支援する事業の実施に関するものです。

 

三郷町と「住民の買い物支援事業に関する協定」を締結しました
三郷町と「住民の買い物支援事業に関する協定」を締結しました

 今後さらに増加が懸念される買い物困難者に対し、ならコープは移動店舗車を運行し、三郷町は移動店舗車の運行が円滑におこなわれるように、地域住民と連携し、施設の使用などで協力します。移動店舗車は、新しく5号車を運行、11月18日(月)からディアーズコープたつたがわを拠点に、町内を巡回します。ならコープは県内自治体と2016年8月から同協定を締結し、三郷町で6自治体目となります。
 
 締結にあたり、三郷町 森町長から「三郷町はスーパーが少なく、高齢化が進む中、『近くで、自分の目で見て買い物をしたい』など要望があった。また、三郷町は、『SDGs未来都市』に選定されている。多くの問題があるなか、『一人も取り残さない』ために、買物弱者をなくすということも課題であり、移動店舗車の運行は、ひとつの解決にむかっていけると期待している。今後も共に課題を解決し、住みやすい町になるよう、お互いに協力していきたい」と挨拶がありました。
 
 続いて、ならコープ 中野理事長は「移動店舗は、生活に欠かせない買物支援に加え、組合員どうしの会話もはずみ、つながりの場にもなっている。今回の運行により、多くの方のご利用が広がり、『誰も取り残さない、安心してくらせる地域づくり』に貢献できればと願う」と述べました。