東日本大震災から5年半が経過しました。ならコープは、組合員とともに被災地の復興を願い、応援を続けています。8月には、初めての取り組み「陸前高田市で民泊体験して、被災者と交流しましょう」を実施しました。これは今年度の災害支援方針の「被災者(地)の自立を応援」と、参加組合員の自発的な支援活動が広がることを目的に、現地との関わりをさらに深める取り組みです。

8月26日(金)~30日(火)現地2泊の4泊5日に24人(事務局職員含む)が参加しました。民泊先および現地での活動は、岩手県陸前高田市まるごとりくぜんたかた協議会がコーディネート。27日(土)は語り部釘子氏の案内で市内視察とお話を聞いた後、参加者は3~5人単位で市内6軒の民泊先に移動。この日から29日(月)の朝まで、農作業や家事のお手伝いをしたり、一緒に食事づくりもしたりと民泊先の家族とともに過ごしました。最終日は市庁舎にて戸羽市長の講話と意見交流が行われました。

 

“被災地とつながって応援する”陸前高田市での民泊体験に24人が参加
“被災地とつながって応援する”陸前高田市での民泊体験に24人が参加
“被災地とつながって応援する”陸前高田市での民泊体験に24人が参加

参加者からは、「被災された方が、本当は言いたいが言えない心の想いを聞き、地元ではむずかしい問題がまだ山積みでした。百年先も大事だけど、今生きている人たちが笑顔で人口も増えるような街になってほしいです」の感想と、「陸前高田に実家ができた思いです」「奈良・関西方面にお越しの際はぜひ月ヶ瀬にきてださい。お待ちしています」など、お世話になった民泊先へのメッセージが寄せられました。