NPT(核不拡散条約)再検討会議ならコープ代表で組合員の小比賀博美(おびかひろみ)さんが、ニューヨークで見て、聞いて、伝えて、感じたことを紹介します。

4月29日(水)

ついに、ニューヨークでの活動最終日になりました。

朝から、国連メキシコ代表部を訪問し、要請活動を行いました。メキシコは非核国で、核廃絶に向け努力しています。被爆者3人が政府代表部次席代表と面談し、核廃絶に向けて取り組んでいることへの感謝を述べました。次席代表より被爆者や市民が活動していることを賞賛されたように感じました。 

 

その後、ブロンクス地区のリバーデール・カントリースクールでの証言活動へ行きました。 

対象は、日本語を学ぶ外国人のための日本語クラス。日本の高校生に当たります。被爆証言は日本語で行い、わかりにくいことばを先生(韓国の人でした)や被爆者の石川さんが英語で説明しました。石川さんが「アメリカにも被爆し苦しんでいる人がいることを知っていますか?」と質問しました。戦時中にネバダで行われた核実験で被爆した人がたくさんいるそうです。先生も含め、みなさん驚いていました。被爆者は日本だけの問題ではないようです。大学生協の組合員が作った千羽鶴を、奈良教育大4年生の村上くんからお渡ししました。生徒さんたちが日本語を学ぶとともに、平和への思いも育ててくれたらうれしいです。  

 

小比賀博美(おびかひろみ)さんのニューヨーク報告
小比賀博美(おびかひろみ)さんのニューヨーク報告
小比賀博美(おびかひろみ)さんのニューヨーク報告
小比賀博美(おびかひろみ)さんのニューヨーク報告