商品Q&A

畜産

  • 『特級ホワイトももハム切落し』大変細かいものが入っていた・・・・

    商品は高品質のハムを手ごろな価格でお届けするために、ハムの大きさの基準を設けず長い端や小さく身割れしたものもすべて使用した切落しをパックしています。製造時には小さなハムだけや、脂身ばかりとならないよう検品・選別していますが、今回は細かい切れ端部分が目立ったことからご指摘をいただいたものと考えます。今後、本品の特徴をカタログなどでわかりやすく表示できるよう、切り替えをすすめます。

  • 『CO・OP毎日新鮮ロースハム』ハムの間から透明な塊が・・・・

    透明な塊を確認した結果、ハムから溶け出したゼラチンであることがわかりました。製造時に熱処理する際、まれにゼラチンが溶け出ることがあります。今回は、製造時にハムの表面に溶け出て固まったゼラチンに気が付かず、ハムの表面から剥がれ落ちて混入したものと思われます。ハムに由来するもので問題のある物質ではありませんでしたが、製造時に取り除く処置が必要でした。メーカーにはハムの表面全体の検品をおこない、ゼラチンは取り除くことを指導しています。

  • 『CO・OP ロースハム 使い切りパック』色が悪く茶色っぽい・・・・

    現品は外周がピンク色、中心部は薄い褐色(ベージュ)でした。発色剤や着色料を使用した商品はピンク色になりますが、この商品は発色剤や着色料を使用していないため、肉本来の色となります。外周の色は乾燥燻煙工程で自然に色が出たもので、肉質や熱源との距離などが複合的に作用するため、表面近くだけであったり、内部に及んだりと差があります。パッケージにも、「亜硝酸塩などの発色剤を使用せずに製造しています。そのため素材そのままの色に仕上がっています」と表記しておりますので、ご理解をお願いいたします。

  • 『腸詰あらびきソーセージ』毛のようなものが・・・・

    ご指摘の異物は、ソーセージの中に6ミリほど埋まっている状態でした。調査の結果、豚毛の特徴と一致していることから、原料肉由来の豚毛と思われます。今回は原料肉の中に豚毛が付着したものがあり、製造工場での異物の点検で発見されず、製品に混入し出荷されたものと考えます。原料肉納入業者へは、豚毛などの異物の確認と除去をより注意しておこない、製造工場に対しても原料豚肉の目視、触手による異物の確認と除去を強化するよう要請しました。

  • 『CO・OP 国産ボンレスハム』白い筋のようなものが多く、噛み切れない。これは何?

    現品を確認したところ、ご指摘の通りで噛み切れそうもない状態でした。不快な思いをされたことをおわびします。ボンレスハムは豚のもも肉で作られたハムです。豚もも肉の筋膜や筋の大きい物・太い物は取り除いていますが、全部を取り除くと肉がバラバラになってしまうため、食べられる程度のものを残して製造しています。今回は、取るべき筋の一部が取り残されたか、通常は問題ない筋に固い状態があったものと思われました。今後の対策として、製造工場では肉処理担当者に現品を提示して「ボンレスハムに硬い筋の部分があることを再認識」しました。また、現場で取るべき筋を示して確実に取り除くこと、取るべき筋の他にも硬い筋があった場合は取り除くことを再度指示しました。

  • 『あらびきポークウインナー』髪のようなものが見えている・・・・

    異物は長さ約7ミリの茶褐色で、顕微鏡観察の結果はウインナーを詰めている羊腸の表面と模様が一致するものでした。羊腸に残っていた繊維質の部分が糸状になり、熱処理工程で羊腸が収縮したため浮き上がり、スモーク工程で茶褐色の毛のようになってしまったものと思われます。今後の対策として、充填作業者全員に、表面から見える繊維質の部分は除去してから充填するよう改めて指導をおこないました。

  • 『牛肉』炒めたら緑色に光る肉が・・・・

    牛肉の筋繊維をきれいに直角に切ると、ビリベルジンという胆汁色素が浸み出て、まるで金属光沢のような青緑色に光って見えることがあります。これは血液中のヘモグロビンが肝臓に運ばれておこる自然現象で、安全性に心配はありません。ほかにはハム・サバ・マグロ・カツオなどにもしばしば見られます。安心してお召しあがりください。