事業系廃棄物の排出量（単位：kg）

	無店舗事業	店舗事業	農産加工センター	物流センター	合計	前年比（%）
2013年度	21,356	367,133	70,117	19,632	478,238	101.4
2014年度	17,019	389,571	90,628	18,890	516,108	107.9
2015年度	21,206	428,442	68,204	23,994	541,846	105
2016年度	23,360	426,144	75,484	22,508	547,495	101
2017年度	20,201	426,789	83,510	12,010	542,510	99.1
2018年度	24,235	496,447	64,486	12,235	597,402	110.1

生ごみ排出量（単位：kg）

	2013年度		2014年度		2015年度		2016年度		2017年度		2018年度
	生ごみ排出量	リサイクル量	生ごみ排出量	リサイクル量	生ごみ排出量	リサイクル量	生ごみ排出量	リサイクル量	生ごみ排出量	リサイクル量	生ごみ排出量	リサイクル量
無店舗事業	21,356		9,687		12,174		11,936		10,112		14,572
店舗事業	367,133	322,444	348,575	298,472	300,780	246,143	295,716	243,669	297,437	252,217	320,385	271,777
農産加工センター	70,117		90,628	2,741	68,204	24,810	75,484	22,480	83,510	24,210	64,486	23,120
物流センター	19,632		18,890		23,994		22,508		12,010		12,235
合計	478,238	322,444	467,780	301,213	405,152	270,953	405,644	266,149	403,069	276,427	411,678	294,897
リサイクル率（%）		67.4		64.4		66.9		65.6		68.6		71.6

事業系廃棄物は597,402ｔ（前年542,510ｔ、前年比110.1％）、前年から54,892kg増加しました。2018年6月に、店舗での廃棄物の現状把握し（どの部門からどれだけの廃棄物が排出されているか）、問題解決と作業効率を高めるために環境Ｎａｖｉ（廃棄物計量管理システム）を導入しました。前年までは手作業での記録化をもとに廃棄量を把握していましたが機械計測することで正確に現状を把握できるようになりました。節分の日には農水省からの廃棄食品削減の呼びかけもあり、商品を売り切る取り組みを全店舗で行い、廃棄量は前年並みでしたが、店舗間振替等行い、食品ロス削減に取り組みました。

9月に開設したコープふれあいセンター六条はフードバンク奈良への食材提供の拠点として、無店舗事業のキャンセル品などをフードバンク奈良を通じて地域の子ども食堂などに約2,237kgを提供することができました。物流センターの在庫管理のお米や、農産加工センターでの予備商品、店舗での供給管理期限切れ商品を社会福祉法人協同福祉会や地域の子ども食堂に提供し、食品ロスの削減に努めています。

生ごみリサイクルでは食品残渣量411,678 kg（前年403,069 kg）前年比102.1％に対してリサイクル量が294,897 kg（前年276,427 kg）となり再生利用率は71.6％（前年68.6％）となりました。農産加工センターから排出する生ごみの一部は（株）ハートフルコープならに委託してリサイクルを実施し、2018年度は生ごみ23,120kg（前年24,210kg）を処理し、2,312kg（前年2,421kg）の乾燥残渣を製造し、乾燥残渣は県内の産直農産物生産者によって、牛糞などの堆肥と混ぜ、半年間の発酵期間を経過後に肥料として使用されています。

①リサイクル実績（単位：kg）

品目	ダンボール	OCR・古紙	PPバンド	ペットボトルキャップ	発泡スチロール	牛乳パック	空き缶	PSトレー	PETボトル	卵パック	共同購入カタログ	内掛け袋	新聞古紙（kg）
2014年度	403,220	143,460	2,055	1,682	28,142	40,420	51,720	20,536	87,350	21,980	3,079,135	26,613
2015年度	351,770	129,500	1,875	2,403	39,358	38,640	50,110	18,832	92,060	19,395	3,137,220	31,128	27,000
2016年度	710,940	141,730	3,136	2,947	43,032	40,050	42,890	16,584	97,593	20,175	3,262,990	31,862	80,530
2017年度	834,100	124,200	2,385	4,742	27,962	38,890	46,027	17,648	86,200	11,370	3,266,970	26,109	78,890
2018年度	1,377,460	131,530	2,643	4,444	31,336	40,180	48,037	18,000	112,410	16,525	3,559,200	26,694	74,580

ならコープでは使用する容器をできるだけ減らすとともに、リサイクルのしくみが確立している品目について、店舗や配達を通じて組合員から回収しています。回収したリサイクル商品は物流センター内にあるリサイクル施設にて、保管し、リサイクル業者に売却しています。
　2018年度はリサイクルルールが乱れ、異物混入や水濡れの商品が混じり、リサイクル業者に引き渡せないことがありました。改めてリサイクルルールへの協力依頼をおこないました。3月には商品トレーやペットボトルをリサイクルしているエフピコ㈱をリサイクル業務に関わる店舗担当者、㈱ハートフルコープよしのの職員、組合員理事が訪問し、リサイクル現場を自分たちの目で確認し、組合員に知ったことを広める活動を行いました。
　無店舗事業では「カタログが多いので見るのが大変。不要なカタログは選択できるようにして欲しい」という組合員の声に応え、日用品を掲載している「くらしのパートナ」と衣料品を掲載している「スクロール」についてお届け不要を選択できるようにし、２０１９年３末時点で1,922人が同チラシのお届け不要を選択、共同購入カタログの印刷枚数削減が少しですがすすみました。

②マイバッグ持参運動

マイバッグ持参運動は1970年代のオイルショック時の物不足の教訓から資源を大切にすることを目的に組合員と取り組んできました。現在、マイバッグ持参率は93.8％と高い水準を維持しています。