事業と活動の担い手づくり

多様性ある働き方

障がい者の自立支援を目指して

ならコープは、障がい者雇用のさらなる促進と社会参加を支援し、地域社会に貢献することをめざしています。
障がい者雇用率は、法定雇用率2.2%(2019年3月末現在)に対して大きく上回り、4.05%となりました。(内訳:ならコープ2.98%、㈱ハートフルコープなら112.5%)

株式会社ハートフルコープなら

㈱ハートフルコープならは、ならコープ100%出資の特例子会社として2011年に設立されました。
農産加工を中心にした事業状況は、売上総利益は2,782万円と予算を上回りました。
営業利益は304万円、経常利益は461万円と予算を確保することができました。
メンバー社員は、店舗畜産・水産部門の実務研修にも取り組み、ステップアップが実現しました。

株式会社ハートフルコープよしの

㈱ハートフルコープよしのは、㈱ハートフルコープならに続く、ならコープの100%出資子会社です。就労継続支援A型事業所(※1)として2015年に設立し、吉野町西谷地区で水に係わる事業をスタートしました。

(※1)就労継続支援A型事業所とは…
障害者総合支援法に基づき「就労の場」を設ける施設です。一般企業への就職が難しい障がい者に就労機会を提供するとともに、生産活動を通して、その知識と能力の向上に必要な訓練などの障がい福祉サービスを供与することを目的としています。

事業状況は、純売上高は1億5,894万円と予算を上回り、宅配水売上高、水耕栽培売上高、受託収入すべてで増収となりました。
営業利益は1,723万円の赤字、経常利益は1,882万円の赤字となりましたが、特定求職者雇用開発助成金などを加えた税引前当期純利益では4年目で黒字を達成できました。
4月から新たにリサイクル作業、10月から夕食宅配仕分け作業なども加わり、仕事の幅が広がっています。 フレンドリー社員は新たに12人の雇用が実現し、37人となりました。
2018年度からは、(株)ハートフルコープよしのが製造する「奈良 桜よしの天然水」8Lボトル1点利用につき1円を積み立て、奈良県環境県民フォーラム(※2)に寄付することで活動を支援し、奈良県の環境保全につなげています。
2018年度分としては、35,874円を寄付しました。

(※2)奈良県環境県民フォーラムとは…
環境保全活動を積極的に行っている県民団体や企業等で構成し、相互の意見や情報交換を通じてそれぞれの団体等の活動を支援する団体です。

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