3月14日(土)川上村白屋地区において、水源地の村「未来への風景づくり」第一回植樹祭をおこないました。
川上村から、栗山忠昭村長・松村悦治副村長・春増薫村議会議長、ならコープから森理事長・中野副理事長、瀧川奈良県生協連会長、碓井吉野共生プロジェクト推進委員会座長をはじめ組合員を含む一般参加者ら75人が参加しました。


「未来への風景づくり」とは 2013年3月に、およそ50年にわたった大滝ダムの整備事業が完成しましたが、2003年に試験湛水により地滑りが発生し、白屋地区は集団移転を余儀なくされました。人々の営みの残るこの地に、緑による風景づくりを通して再生していく「未来への風景づくり」事業をたちあげました。
石積みなどの集落の一部の景観を残しながら、植樹体験や環境学習などのCSRの活動の場として利用していただくこと。国道から見える道路に添ってヤマザクラを植え、10年、20年後には桜が咲きみだれ、季節の花々と石垣のコントラストが美しい場所になり、かつての集落の人々と共に維持し、故郷づくりに貢献することを目的とします。
式典では、川上村栗山村長から歓迎の挨拶のあと、「未来への風景づくり」協賛証贈呈式がおこなわれ、栗山村長から森理事長へ、「企業・団体との協働による水源地の村『未来への風景づくり』」の協賛証が贈呈されました。


ならコープ森理事長から「植樹といえば雨、木々にとっては恵みの雨、南向きのこの白屋地区は人々のぬくもりがある場所であり、人々のくらしを思いながら何か手伝うことがあればと、この事業に参画しました。共に広げ、知らせ、この事業が長く広がることを願い、今後もこの地を活動の拠点とします」と挨拶がありました。


その後、ヤマザクラ、ブナ、イロハモミジ、コナラ、ハクウンボク、ナナカマド、クリなど12樹種21本を参加者全員で植樹しました。


植樹作業後は参加者に、こんにゃくと豚汁がふるまわれました。