安心してくらせる地域づくりのために

高齢者のくらしをサポートします

コープあったか便

1日1店舗平均利用数:30.0件

「お店までいけない」「たくさん買いたいけど持ち帰れない」、組合員が生涯ならコープを利用できるようと始めた「コープあったか便」。毎年、利用者は増え続けています。特にコープ学園前、ディアーズコープいこまでは、1日に多い時には100件以上の利用があり、利用とお役立ちが広がっています。
コープおしくまに続いて、コープみみなしで「コープあったか便お買い物サイト」を開始し、登録は775人(3月末)となりました。

[サービス内容]

  • ① お買上商品の配達
      店舗で購入した商品を組合員の自宅へお届け
  • ② 買物代行
      電話・FAXなどからご注文頂いた商品を自宅へお届け
     ※冷蔵・冷凍の食品も含め、店舗の全商品が対象
※1日1店舗あたりの平均利用件数グラフ

移動店舗車

1週間の運行停留所:125箇所

買い物困難者は県内でも増加傾向にあり、「近所には買い物ができるところがない」、「遠隔地のスーパーを訪れる手段がない」などの声に応え、2014年3月から移動店舗車を運行しています。
1号車はコープ学園前を拠点に奈良市・生駒市・大和郡山市・安堵町などを運行し、2号車はコープみみなしを拠点に、天理市・宇陀市・桜井市・東吉野村へ運行しています。11月末からは、3号車の運行を開始し、橿原市、葛城市、安堵町へ運行しています。1週間の運行停留所は125箇所となりました。
また、3号車運行開始にともない天理市と「住民の買物支援事業に関する覚書」を締結し、安心してくらせる地域づくりの具体化が前進しました。移動店舗車への期待が高いことから、4号車の導入を検討しています。

ならコープwithローソン真美ケ丘店、コープ七条の出店

6月に「新しいコミュニティ型店舗」として「ならコープwithローソン真美ケ丘店」を出店しました。イートインコーナーへのキッズコーナー設置や2階に学習塾がオープンしたこともあり、地域において、「便利に使わせてもらっている」などの声をいただいています。11月にはコープ六条の移転としてコープ七条を出店しました。18年5月には隣接地に新奈良県総合医療センターも開院することとなり、末永く地域で利用いただく店舗として期待されます。なお、コープ七条出店に伴い、35年間、地域とともに歩んできたコープ六条は10月25日に閉店しました。

いこいこシニアデー

登録数:25,051人(前年比+2,478人)

毎月15日に65歳以上の組合員を対象にお買い上げ金額(本体価格)から5%割引が受けられるサービスです。コープあったか便の利用手数料が、千円以上お買い上げで無料になるサービスも好評で、口コミでも広がり、毎月登録人数が増えています。いこいこシニアデー会員の利用は、全体客数の約30.0%、全体供給高約38.2%を占め、会員一人あたりの利用金額は、全店平均客単価の約1.3倍となり、シニアの方々に大変喜ばれています。

夕食宅配

1日当たりの食数平均:3,867食

事業開始から8年目を迎えた今日においても、1日当たりの食数や供給高は前年を上回っており、9月には4,000食を超えるご利用となっています。夕食宅配をご利用できなくなった組合員から要望が高かった「健康管理食」の取り扱いが11月から実現し、毎週約60人の組合員に利用頂いています。また、ご利用者から要望が高い「品数を減らし主菜を充実した少量おかず」の案内を2018年度に実現できるよう調整を進めています。夕食宅配スタッフが利用者の異変に気づき行政と連携する「見守り」の件数(手つかず弁当)は、81件(前年96件)発生しましたが、すべて取り忘れや外出など、重大事案には至っていません。2018年1月には、香芝市と「見守り協力事業者ネットワーク」の協定を締結しました。

行政との見守り協定

行政と連携した見守り協定は、奈良県、奈良市、平群町、香芝市、三郷町、川西町、桜井市、広陵町、葛城市、宇陀市、田原本町、高取町、明日香村、三宅町、生駒市、大和郡山市、橿原市、天理市、御所市、大淀町の20の自治体で覚書を締結しています。

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