安心してくらせる地域づくりのために

平和への取り組み

ヒバクシャ国際署名

「ヒバクシャ国際署名」は被爆者自身の「想像を絶する悲惨な経験は他の誰にもさせたくない、生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したい」という思いから始まっています。ならコープはそのような被爆者の思いに賛同し、積極的に署名活動をすすめてきました。2017年は国連での核兵器禁止条約が採択され、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞するなど世界的に核兵器廃絶に向けて動きがある中、署名活動とともに被爆体験の継承活動や核兵器を巡る情勢を知るなどの学習会なども開催し、諸団体と連携しながらすすめることができました。

ならコープ署名:18,004筆

奈良県生活協同組合連合会のもとに2万筆を目標に推進してきました。7月の創立記念学習会は、署名活動のキックオフと位置付けて開催しました。あをがき8月号や組合員のつどいでは広く署名への賛同を呼びかけ、18,004筆の署名が寄せられました。奈良県生活協同組合連合会のもとでの集約では2万筆を超えました。

ヒロシマの旅と沖縄戦跡基地めぐり

毎年、被爆地ヒロシマを訪れ、戦争の悲惨さと平和の尊さを学ぶ「ヒロシマの旅」(8月)に22人が参加しました。旅のなかでは「広島原爆養護ホーム舟入むつみ園」で被爆者の方々から被爆体験をお聞きし、広島平和記念資料館(原爆資料館)の見学、「原爆被害者相談員の会」の方のガイドによる広島平和記念公園の碑めぐりと夕食交流会をおこない、また「広島原爆養護ホーム舟入むつみ園」を運営する、広島原爆被爆者援護事業団と原爆被害者相談員の会、両団体に被爆者救援募金を贈呈しました。

沖縄戦跡ツアー

2017年3月に開催された、日本生活協同組合連合会と沖縄県生活協同組合連合会による「第34回沖縄戦跡基地めぐり」に組合員1人を派遣しました。沖縄戦の実際の様子と現在の沖縄が抱える基地問題を学び、平和について考える機会として、各会議や平和学習の場で報告会をおこないました。

ピースアクション

ピースアクションをすすめる会と連携しピースアクションinなら2017「今こそ聴こう!考えよう!行動しよう! 核兵器禁止条約締結の実現に向けて」をテーマに開催しました。

ボランティアグループとの連携

「ならコープ平和の会」と「ならコープwithユニセフの会」による学習会を各エリアで開催し、戦争や核兵器の恐ろしさや平和の尊さ、ユニセフの活動などを学びました。被爆者救援募金には61万4,038円、ユニセフ募金には114万9,892円の善意が寄せられました。

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