2025年11月14日
平和
50周年+1企画:被爆・戦後80年 平和学習を開催しました
ならコープは創立10周年の1984年から被爆者救援募金に取り組んでおり、日本赤十字社広島赤十字・原爆病院とは40年以上にわたり交流を続けています。2025年11月8日、被爆・戦後80年という節目に、同病院の古川善也院長を講師に迎え、「ヒロシマから未来へ~忘れない、そして伝え続ける~」をテーマとした講演会をならコープ本部で開催しました。
日本赤十字社広島赤十字・原爆病院 古川院長
高田支所 矢崎担当
古川院長から、日本赤十字社広島赤十字・原爆病院が果たしてきた役割や、阪神淡路大震災・東日本大震災など国内災害時の救護活動について紹介がありました。また、被爆前後の広島市の様子や原子爆弾の威力、病院・医療従事者が受けた被害などを、写真や絵、当時救護活動をおこなった職員の証言を交えて説明されました。古川院長は「放射線障害そのものを現在の医学で治すことはできません。原爆被害の実相を伝え、後世に残し、二度と同じ被害を繰り返さないようにすることが最も重要だと考えています」と語りました。
あわせて、「ヒロシマの旅2025」に参加した高田支所の矢崎担当より、現地での学びや感じた思いの報告もあり、参加者からは「今までの平和学習とは違い、病院のからの視点が新鮮だった」「核兵器の恐ろしさが伝わってきた」などの声がありました。





