3月22日(火)、五條市役所でならコープと五條市が「連携と協力に関する包括協定」を結びました。
 ならコープは「安心してくらせる地域づくり」を目指し、五條市西阿田地域で農業事業に参入し、同市で事業をスタートさせることから包括協定を締結しました。
 今後は各々の持ち得る資源を有効活用し、地域の活性化の推進、地域経済の発展および住民サービスの向上を図ります。ならコープこれまでに奈良県、吉野町、下市町、川上村、下北山と包括協定を締結しています。
 太田市長は「世界の人口はどんどん増えているにも関わらず、日本の人口は減少している。その中において農業は大変重要な役割をしなければならない、そのためには私たちが今やるべきことをしっかりしなければ次の世代にバトンタッチができなくなる。そういう観点から、ならコープ様との連携をとることによって、より密に連携をしながら進めていくことができる。お互い行政と民間が一体となって、取り組ん
でいくことがこれからの大きな流れをつくっていけるのではないかと思っています」と話されました。
 農業事業は五條市西阿田地域でならコープから職員を派遣し、生産者からとうもろこしや白菜の栽培技術を学び、耕作放棄地などの土づくりや適作品目を研究していきます。将来は農地を拡大し設備を整え、メロンなどの栽培も目指していきます。

 

五條市と「包括連携協力に関する協定」を締結しました。
五條市と「包括連携協力に関する協定」を締結しました。 五條市 太田好紀市長
五條市と「包括連携協力に関する協定」を締結しました。 市民生活協同組合ならコープ 吉田由香理事長