ならコープは「安心してくらせる地域づくり」をめざし、五條市阿太地域で農業に参入します。その第一歩として「ならコープ五條事業所準備室」を7月1日に開所しました。


耕作放棄地の有効活用、地産地消の推進、地域雇用など地域づくりに貢献することをめざして五條市阿太地域で農産物の出荷をおこないます。当初は産直生産者の北山徹氏の指導を受けます。また、奈良県障害福祉課の協力を得ながら、障がい者雇用もすすめ、農福連携による新しい取り組みをめざします。将来は、生産にとどまらず、加工、流通、販売なども担う第6次産業の構築を構想しています。

 

農業に参入。五條事業所準備室を開所しました トウモロコシ畑の見学

五條市太田市長からは「五條事業所準備室が誕生することで多くの方が駆けつけてくれたことに感謝します。ならコープさんの能力・知恵、地元の皆さんの大きな協力があってこそ、物事をすすめることができます。そこに行政が関わっていくことを大事にします」と話され、奈良県障害福祉課森本課長からは「この地域において障がいのある人とそうでない人が共にくらしやすい社会が実現し、地域の活性化と地域経済の発展に寄与することを願っています」と期待の声を頂きました。


7月からは白菜、とうもろこし栽培をすすめ、将来は農地を拡大してメロン、ぶどうにもチャレンジを予定しています。