8月11日(月・祝)コープなんごう集会室で、「平和企画」を開催しました。被爆・戦後80年の年に、ならコープの理念「よりよい生活は平和であってこそ実現する」に沿って取り組みました。ゲームやワークショップで世界の問題点や現状を体感。子ども10名、大人25名が参加し、平和を考える機会になったのではと思います。 

 講師は、ボランティアグループ「ならコープ平和の会“ちっちゃい平和チーム”」の皆さんです。

 まず、平和についての話のあと、8月に実施した「ヒロシマの旅」に南エリアからの折り鶴を託したことや、参加者からの報告を聞きました。報告を受けて「もっと詳しく知りたい」や「他の店舗でも報告してほしい」などの声がありました。

 続いて、憲法カードの学習です。ゲーム感覚で、平和に関する憲法を学べたことで、お子さんからは「もっと憲法のことを知りたい」などの声が上がり、憲法に興味が沸いた様子でした。

 次に、世界を「100人の村」に見立てて、多様性と格差の現状を説明いただきました。ワークショップ形式にすることで、より深く体感的に理解できました。そして、「世界がもし100人の村だったら」の詩を1人ずつ読み合わせして、世界の人々の暮らしを再確認しました。どうしたら平等に暮らせるのか、どのような行動をしたらいいのかを子どもたちと一緒に考えるきっかけになりました。保護者からは、「子どもと世界の暮らしの縮図が学べてよかった」「貧富の差や言語の違いなどが視覚的に感じられた」「世界はまだまだ平等ではないと感じた」などの声がありました。

 最後に、参加者が「平和のメッセージ」を記入し掲示しました。学習前よりも平和について知識が増え、興味や関心が高まり、当たり前でない日常に感謝する様子がうかがわれました。参加者からは、「楽しい学習会をありがとう。来年もぜひ」という声も多く、今後もこのような体感型の学習会を企画したいと思います。

 

南エリア委員会:平和企画 ~世界がもし100人の村だったら~ 
南エリア委員会:平和企画 ~世界がもし100人の村だったら~ 
南エリア委員会:平和企画 ~世界がもし100人の村だったら~ 
南エリア委員会:平和企画 ~世界がもし100人の村だったら~ 
南エリア委員会:平和企画 ~世界がもし100人の村だったら~ 

南エリア委員会:活動紹介バックナンバー