2月27() コープみみなし研修室で、2024年度第3回活動交流会を開催し、chocobanashiと吉野共生プロジェクトについて学習しました。

 chocobanashiは、五條市でサステナブルな取り組みをすすめているクラフトチョコレートブランドで、カカオ豆の焙煎からチョコレート作りまで店舗内でおこなっています。カカオ豆を選別し、低温でゆっくり時間をかけてローストしてから、石臼で3日間かけてじっくりとなめらかになるまで砕くという、手仕事を大切にされています。

 講師の杉川工場長は、長年、細胞学などを専門に研究されていた方なので、チョコレートのことだけでなく、化学に関することも交えながら日ごろなかなか聞けないようなお話を伺うことができました。

 また、産地の異なるカカオ豆で作った2種類のチョコレートの試食で、産地によって香りや味に違いがあることを実感しました。

 参加者からは、「研究者ならではのお話が聞けて新鮮で楽しかった」や「時間の使い方、人とのつながり方、生き方まで考えさせられる学習会でした」などの声がありました。

 後半は、吉野共生プロジェクトについて学びました。吉野共生プロジェクトは、「ならの元気は、吉野から」を合言葉に地元の企業や団体と連携し取り組んでいる活動です。地元で湧き出る天然水を使用した宅配水事業や吉野の天然水を利用したフリルレタスの水耕栽培など、障がい者雇用の場として人と地域をつなげる拠点にもなっています。参加者からは「とても意義のある事業だと思う」との声がありました。

 

南エリア委員会:第3回活動交流会 “chocobanashi”と“吉野共生プロジェクト”

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