夏休み親子企画「バターを作ってみよう」を開催しました
8月23日(水)コープ朱雀に大内山酪農農業協同組合より職員の方をお招きして、牛乳の学習会と手作りバターの実習をおこないました。親子企画ということで、小学生10人を含む7組の参加がありました。
まずはDVDを使って大内山酪農農業協同組合の紹介と牛乳の説明を受けました。おいしくて安心安全な牛乳を安定供給するための様々な仕組みや、牛の飼料から排泄物まで持続可能な循環型農業をすすめている取り組みなどを学習しました。
DVDのあとはクイズ大会です。「牛の体重は?」「1日に牛から絞れる牛乳の量は?」など、三択問題で小学校低学年でも楽しめる問題が続きます。クイズでDVDの復習もできて、学習効果もバッチリでした。また、牛乳やヨーグルトの飲み比べ、食べ比べもおこないました。
そしていよいよお楽しみのバター作りです。バターは牛乳から乳脂肪のみを取り出して作った「生クリーム」を使います。手作りバターはその生クリームを密閉容器に入れて、振るだけ!遅い人でも10分程振り続けると生クリームの脂肪が分離します。さらに振り続けると分離した脂肪がくっつきだし、固まりと水分に分離します。その水分は「バターミルク」といって、飲んでみるともちろん牛乳の味がします。残りの固形の部分がバターなのですが、全く味付けをしていない「無塩バター」です。色はほぼ真っ白。バターは黄色いイメージがありますが、これは牛が食べる牧草に含まれるカロチンの色が出るためだそうです。餌によってバターの色が違ってくるために、市販のバターの中にはカロチンで黄色く着色するものもあるそうです。
さて、最後に手作りバターをパンケーキに塗って試食しました。できたてのほんのり牛乳の香りのするバターに皆さん大満足の様子でした。









~参加者のアンケートより~
・産地や飼料のことなど牛乳のことがよくわかりました。
・牛乳の飲み比べが良かった。
・バターは牛乳の味がした。
・クイズが正解して嬉しかった。
・バターを作るのはしんどかったけど、出来て楽しかった。