2015年10月23日
10月21日、トーアス株式会社の学習会&調理実習をおこないました。
ドライ大豆やドライひじきの製造工程の話、缶の開け方など使いやすさの工夫などメーカーならではの話が聞け、感心しました。
水煮大豆とドライ大豆とを実際に食べ比べたときには、そのおいしさやほくほく感の違いに驚きました。そのほくほくのよさがあるからでしょう、その後に紹介されたよく考えられたメニューでは、まさに畑の肉といった使い方を知ることができ非常によかったです。以下、少しご紹介します。
※「大豆入りハンバーグ」は、パウチに入ったままもんで、まるでミンチ肉のように使います。カロリーを落とせますし、お豆が苦手な男性でも自然にとることができます。肉と大豆の割合は2:1。研究の結果の割合なのでしょうか。
※「小鉢三点盛り」は、みぞれ和え(大根おろし)やキムチ和え、醤油バター炒めなど、ほくほくでドライだからこそできるメニューです。水煮大豆では和え物として一体になれずきっとおいしくないでしょう。他、サラダに使うにせよ、ドライなので水っぽくなりません。ドライだからこそ日持ちするという利点ももちろんですが、そのおいしさ、使い勝手のよさが十分に伝わりました。
※ひじきも然り。水っぽくないのでサラダにはもちろん、しらすを加えた「手作りふりかけ」も簡単にできます。中でも是非試してみたいと思ったのは、「ひじき入り釜飯のだし茶漬け」です。前日に余った釜飯にひじきとしらすなどを乗せ、白だし醤油をかけるだけですが、栄養価が上がるのはもちろん、爽やかな海藻の香りも広がり、きっと新しいおいしさになるに違いありません。白だしとお湯の割合は1:9だそうです、ご参考までに。
調理実習は、大騒ぎなほどににぎやかに楽しくできました。今回は「大豆とアスパラのゴマドレサラダ」「ひじきと鶏肉のおかずサラダ」の2種でしたが、レシピを見ながらそれぞれのテーブルで自由にしましたので、日頃の腕を発揮する機会がたくさんありました。
「これ、先に炒めるよね」「キャベツの芯も切ったよ」「ブロッコリーの茎は少し皮むこうか」と自主的にどんどん進めました。素敵なランチができ上がりましたよ。材料はごくごく和風でも、味は洋風だったのでロールパンがつきましたが、それでぴったりでした。
つどい共催ということで生協職員さんが腕を振るって特別に作ってくださったミネストローネも絶品でした!トマト缶でなく野菜ジュースを使ったこと、つぶした大豆を入れたこと、そのためかしっかりコクがあって、短時間ででき上がったとは思えない味でした。
トーアスの方も急きょ、大豆入りそぼろを作ってくださいました。野菜いっぱいのサラダにそぼろをかけて食べたら、これまたおいしかったです。肉々していないそぼろなのでサラダによく合いました。
つどい共催ということで、生協の方からのためになるお話もありました。介護施設の紹介、生協が進める事業など、チラシなどでは目にしていてもやはり職員の方から聞くと、すっと入ってきます。調理実習も終わり、片付けもささっと終え(さすが皆さん、早かった!)コーヒーを飲みながらゆっくりと聞けてよかったです。
内容盛りだくさんの充実感いっぱいの時間でした。