組合員のつどい共催「バスで行く!産直たまごピンクGPセンター見学」を開催しました
2017年12月4日(月)、田原本町のGPセンターへ行きました。向かうバスの中ではならコープ職員から「組合員のつどい」のお話をしていただきました。
GPセンターに到着するとバスごと洗浄し、入口で靴をきれいにして建物の中に入りました。GPセンターの中で作業工程を見学、説明していただいた後、2階の部屋で資料を見ながらお話を聞きました。GPセンターとは「Grading and Packing Center」の略で、県内8箇所の養鶏農家で生産された卵はGPセンターに集められ、卵を洗卵、検卵、選別し、容器に詰めて出荷する事業所です。産直たまごを生産している養鶏農家はほとんどが解放鶏舎で、窓などの開閉で光や風を取り込んでいるそうです。
産直たまごは特にDHAを強化した特殊卵で、卵殻の色は親鶏の種類によるもので、エサは関係ないとのこと。また、卵殻の固さは鶏の日齢、季節、体調によって変化し、若鶏の殻は分厚く固く、老鶏になれば薄く割れやすくなるそうです。サイズはMS~2Lまであり、夏は小さく、冬は大きくなるそうで、中でも秋と2月頃の卵、大きさはMSがおいしいそうです。
また、自宅での管理方法は・・・
・卵が割れ、中身が他の卵についた場合は洗ってもよいがお湯(30℃以上)で洗い、キッチンペーパーで水分を吸い取って保管する。卵の温度より低い水で洗うと雑菌が入るので水では絶対洗わない。
・保管の際は卵のとがった方を下に、できればパックのまま入れておくのがよい。
・卵を割ったら放置しないですぐ調理して保存する。
・生みたての卵のゆで卵は白身の舌触りがもろもろにる。これは炭酸ガスが抜けていないからで、2、3日して抜けてからゆでる方がおいしい。
・卵をゆでた後は水で冷やさず、お湯から出して自然乾燥すると4、5日保存可能。
など教えていただきました。
参加したみなさんに「勉強になった」と喜んでいただきました。





~アンケートから~
・卵のGPセンターという名前だけ聞いたら、とても大規模なイメージでしたがコンパクトな流れ作業で考えられたシステムでした。いろいろ教えていただき、とても勉強になりました。
・卵について大変勉強になりました。農産物直売所のまほろばキッチンでは昼食や見学もゆっくりできました。
・身近である卵の生産から出荷までの工程がよくわかりました。参加できてとても良かったです。
・普段買っている卵が、今日一通り見せていただいて手がかかっているなと思いました。ご苦労様と言いたいです。
・毎日食べる卵なのでいろいろ勉強できてよかったです。産直たまごピンクは栄養価が高いという事で、今後も利用したいと思いました。